バイク任意保険を選ぶ時のポイント
バイクに乗る前に加入をしておきたいのが任意保険です。
バイク任意保険を取り扱っている会社としては「アクサダイレクト」や「チューリッヒ」「三井ダイレクト損保」といったインターネットで申込みができる会社と、「富士火災」「三井住友海上」「東京海上日勤」「あいおいニッセイ同和損保」といった代理店型の保険とがあります。
もともとはバイク保険や自動車保険といえば直接担当者から保険内容を説明してもらう代理店型のものが一般的でしたが、ここ数年ですっかり逆転しダイレクト型保険がすっかり主流となりました。
ダイレクト型バイク保険のよい点は何と言っても保険料が全体的に安いということですが、間に営業スタッフを挟まないことにより自分自身でその保険の内容や補償範囲を調べなくてはいけません。
ネットではダイレクト型バイク保険を一括見積してくれるという便利なサービスもありますが、それだけではどれがよいかということをはっきり把握することはできません。
一括見積をしてある程度希望の金額で加入できるところを探すということまではよいですが、価格のみですぐに契約先を決めるのではなくその他のサービスオプションも参考にして契約先を決めるべきと言えます。
保険会社によって割引対象はかなり違う
バイク保険を申し込むときにダイレクト型保険の公式サイトに行ってみると、まず最初に個人情報の記入や免許の状態を尋ねられます。
それをもとにどのような保険で補償内容の範囲をどうするかということを選択していくことになるわけですが、注意をしたいのが企業により同じ保証内容でも割引対象が大きく変わるという点です。
バイク保険の保険料を決める最も大きな要素となるのはノンフリート等級ですが、その他にも「免許証の色(ゴールドかどうか)」「年間走行距離」「年齢」「その車体を利用する人の範囲(本人のみor同居の家族or他人)」といった複数の要素によりお得な割引を受けることができます。
これらはどの保険会社も同じ判断基準を設けているというわけではなく、会社によって「走行距離割引がない」「年齢制限がゆるい」などの特長があります。
そのため例えば割引で不利になりがちな「ゴールド免許ではない」「年間走行距離が多い」「商用に使用することがある」といった人は、それらが割引対象にならない保険を選んだ方がより有利な保険料で契約することができることになります。
また同じような対人補償も、限度額があるかどうかといった細かい点に違いが見られるケースがよくあります。
最初のうちは面倒ですが、まずは保険の補償内容はどういったものかを調べ普段の使用方法に応じて慎重に選んでいくようにしましょう。