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原付免許の取り方

原付を乗るための免許

小型のバイクである原付に乗るためには、「原付免許」が必要です。
原付免許を持っていると、50cc以下のバイクに乗ることができます。
バイク免許の中では最も小型のバイクに乗ることができる免許であり、取得しやすいというメリットがあります。

ここでは原付免許の取り方について、流れや費用を紹介します。

原付免許の取得にかかる費用

原付免許の取得にかかる費用は、約8,000円と考えてください。
原付免許を取得するには講習を受けて、その後の試験に合格する必要があります。
試験に合格した後は、免許を交付してもらうことになります。

これらそれぞれの段階で、費用が発生します。
講習料は4,200円となっており、試験の受験料は1,500円です。
また、免許の交付手数料は2,050円となっており、合計で7,750円の費用がかかることになります。
比較的安い費用で取得できるため、「早くバイクに乗ってみたい」という場合、まずは原付免許から取ると良いでしょう。

免許の申請には住民票の写しと顔写真、さらに筆記用具、印鑑、申請書、受験票が必要です。
このうち申請書と受験票は原付免許を取得する「試験場」に置かれているため、前もって用意する必要はありません。
これら全てが揃っていないと、原付免許を取得することができません。
忘れ物がないように、しっかりと持ち物を確認して免許の取得に向かうと良いでしょう。

免許を取得するときの流れ

原付免許を取得するときには、まずは「適性検査」を受けることになります。
適性検査とは、「原付に乗ることができる身体能力があるかどうかを、確認するための試験」です。
試験内容は身体検査に近く、視力検査や運動能力を確認する検査などが行われます。
難易度はそれほど高くないため、比較的誰でも通過することができます。

次に「学科試験」を受けることになります。
学科試験は原付に乗る上でのルールやマナーなどについて問われる問題が出題されます。
前もって試験対策の勉強が必要なため、しっかり準備しておきましょう。

学科試験は文章問題がほとんどで、一部だけイラスト問題が出題されます。
これらの問題に回答して、90%以上正答できれば合格となります。
90%というと、かなりしっかり理解しておく必要があると感じるかもしれません。
ただ、基本的な知識が多いため、きちんと勉強すれば誰でも合格することができます。

最後に「原付講習」が行われ、安全に原付を乗りこなすための講習が行われます。
こうしてひと通りの流れを終えると原付免許が交付されて、晴れてバイクに乗ることができるようになります。
原付免許は手軽に取りやすいため、初心者にはとてもおすすめです。