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バイク購入時の値引き交渉について

新車で値引き交渉をすることができるか

バイクはいくら自動車よりも価格が低めであるとはいえ、新車で購入しようとした場合には大型バイクなら40万円以上はします。

原付や小型バイクでも20万円クラスが平均的な価格帯となっているので、そうそう何度も気軽に買い直すことはできません。

そこで購入前にしておきたいのが価格交渉です。
価格交渉はネットオークションや個人間取引をするフリマアプリなどでは頻繁に行われることですが、業者を相手にする値引きはあまり得意ではないという人もいるようです。

しかし実際に購入するときに何らかの条件をつけていくことによりかなりの割合をまけてもらえることもあります。
もし用意してきた予算がちょっとオーバーしているときには正直にそのことを相談することで値引きに応じてもらうことができるかもしれません。

ただし数十年前までは高い買い物をするときは値引き交渉をするというのが当たり前だった時代と違い、現在は値引きを前提として最初から高い価格をつけるというメーカーは全体的に少なくなっています。

ですのでかなり以前に大幅にまけてもらえたことがあったので、今も同じように数割は簡単にまけてくれるだろうと考えるのは危険です。

バイクは買い切りではなくその後の信頼関係も重要になってきますので、あまりしつこく値引きをしてメーカーやディーラーとの信頼関係を崩すことがないようにしておきたいところです。

値引きは感情ではなく理論立てて

新車でも中古車でも、価格交渉をするときに気をつけたいのが感情論でまけさせるという方法です。
「うちも家計が厳しくてさ」や「今ちょっと収入が落ちてて」といったような同情を引く言い訳を持ち出しても、現在では値引きがうまくいくことはほとんどありません。

むしろ先にそうした自分の経済状況の悪さを持ち出すことで「この人はローンを組めないな」「今後取引をするたびに難癖をつけられるな」といった不安をお店側に与えてしまうので、かえって心象が悪くなります。

うまくいく値引き交渉では「今後こちらで車検などをお願いしようと思っています」や「同じ値段でオプションをつけてくれたら買います」といったようなきちんとした条件提示を交渉として行うことができています。

価格の相談をする担当者の多くはお店の責任者ではなく、自分の担当で販売をするスタッフです。
ですのでもし値引きをしたときも、上司に報告をするのに「かわいそうになって負けました」といったことでは納得されないでしょう。

逆にきちんとなぜ値引きをしたかや値引きをしたことでどういった取引になったかを説明できるようにしておけば、値引きをお店の責任者にも理解してもらいやすく、要求が通りやすくなります。