大型バイクの取得にかかる費用

バイク好きならやっぱり一度は所有してみたいのが大きな排気量を持つバイクです。
人気のハーレーダビッドソンになると、排気量は1300ccを超えるなど軽自動車よりも遥かに大きな馬力を持っています。

大きなバイクで行くあてをはっきり決めずに休日ツーリングをするといった場面は、考えただけでとてもわくわくしてきます。

しかしそんな大型バイクを所有するときに気になるのが維持にかかる費用です。
バイクは基本的に排気量が大きくなるほど購入価格が高くなりますので、初期費用だけでもバカになりません。
仮に中古で手に入れたとしてもかなりの金額がかかります。

さらに言うと自動二輪車は排気量によってかかってくる税金の種類や額が異なります。
最も小さい50ccバイクならほとんどかからない税金も、250cc以上のバイクになると一気に項目が増え、かつ車検などの義務も発生してきます。

まず大型バイクを取得するときに一時的にかかる費用だけをまとめてみると、「本体価格」の他に「消費税」「軽自動車税」「自動車重量税」があります。

参考＞＞軽自動車税の税額一覧【軽自動車・バイク】

税金の他に業者を通して購入する場合には「整備出荷費用」や「運搬費」が別途請求されることもあります。
購入時にはどの項目にいくらかかるかが必ず記載されているはずなので、不明点は営業担当者に詳しく訪ねてみることにしましょう。

年間いくらくらいが必要になるのか

中型までのバイクと異なり、大型バイクでは税金が一時的ではなく年ごとに請求されてきます。
全てのバイクでかかってくるのが「軽自動車税」で、支払いに時期合わせ「自賠責保険料」も更新します。

大型バイクもこの「軽自動車税」と「自賠責保険料」を支払わなければならず、加えて「自動車重量税」が毎年請求されてきます。

これら税金は排気量が高くなるほど金額も高くなるしくみになっているので、250cc以上の大型バイクになると毎年の軽自動車税は4000円、自賠責保険料は24ヶ月契約で13640円となります。

なお自賠責保険は2年に1度の車検のときに同時に支払うようなしくみになっているので、そのときには車検費用がかかります。

所有しているだけでも年間数万円がかかってくるという計算になりますが、さらに使用をしていくときには「燃料費」「任意保険料」「整備費」「消耗品交換費用」などがかかってきます。

非常に丁寧にバイクに乗り、かつ事故なく過ごしていたとしても大型バイクを所有しているだけでかかってくる年間費用はだいたい13万円くらいと計算されています。

もし倉庫に眠っているバイクがあるなら、余計な維持費を出さないためにも早めに売却などをした方がよいかもしれませんね。