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不整地の駐車はサイドスタンドプレートが便利

不整地だと地面にめり込んで転倒してしまうことも

新型コロナウイルス感染症の影響もあって、アウトドアを楽しんだりソロキャンプをしたりする人が増えています。
車でキャンプ地などに行く人も多いですが、バイクでツーリングがてら行く人も多くなっています。
最近のキャンプ場はテント設営地のすぐそばまでアスファルト舗装されていることも多く、かなりしっかりと整備されています。
それでも、アウトドアでは不整地を走行したり、バイクを留めたりすることがあります。

こんな時に気を付けたいのが、停車中のバイクが倒れてしまうという事態です。
舗装されているところであれば問題ないのですが、下が地面だと柔らかくてサイドスタンドがめり込んでしまうからです。
停車した時は大丈夫と思っていても、バイクの重みがかかって徐々に地面に沈んでいくということもあります。
さらに、夜間に雨が降ったり霜が降りたりして水分が多くなり、地面がさらに柔らかくなることによってスタンドが急にめり込んでバイクが倒れるなんてもことも見られます。

これは意外にも、アスファルト舗装の駐車場でも起こることがあるのです。
夏の酷暑の日には熱でアスファルトが柔らかくなってしまうことがあり、そこにツーリング用に重い荷物を搭載したバイクを停めると、スタンドがめり込んで倒れてしまうわけです。
ちょっとした角度の違いでバイクは転倒することも考えられるので、十分注意が必要です。

不整地にはサイドスタンドプレートを使おう

こうした思わぬ転倒を避けるには、何よりも不整地を避けて安定した場所にバイクを停めることです。
スタンドも石やコンクリートの上、舗装されているところを選んで、できるだけ硬い部分を探します。

しかし、アウトドアだとそんな場所を見つけられないことも多々あるものです。
そんな時に役立つのサイドスタンドプレートです。
サイドスタンドプレートとは、プラスチック製のプレートで大きさは10cmから20cmくらいです。
このサイドスタンドプレートを地面に置き、これを土台としてスタンドを立てるわけです。
そうすると、バイクの重みがスタンドの先という点ではなくサイドスタンドプレートの面で支えられることになり、めり込みを防げるわけです。

サイドスタンドプレートはいろいろな製品が出ていて、シンプルなプレート状のものもあれば機能性が高いものもあります。
たとえば爪が付いていてスタンドがずれるのを防いだり、小さな穴が開いていてペグなどで地面に留められたりします。
また、収納袋がセットになっていて汚れを気にせずに他の荷物にまとめられる製品、ワイヤーでハンドルやシート回りに吊るせる商品なども見られます。
こうしたアイテムも上手に使って、アウトドアを楽しみましょう。