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厳しい寒さ対策には電熱ウェアが最強

電熱ウェアの使用感、特徴

バイク用の電熱ウェアはここ近年急激に人気が高まってきている冬用のアイテムです。
内部のしくみはウェア部分に設置されている電熱部分に通電することで体全体を暖かくすることができるようになっています。

バイク用の製品ではバイク内部のバッテリーに接続をすることにより電源を確保できるので、走行中ずっと温かい体を保つことができます。

通常の電熱ウェアでは内部に小型のバッテリーがついているので、そちらは走行時だけでなくバイクから下りて歩く場合にも便利に使えます。

バイク用の防寒グッズとしては、ヒートテックのように内部で発生する水分から発熱をするというタイプのものが主流ですが、そこに電熱ウェアを加えることによりさらに温かみを高めることができます。

電熱は背中に大きなシートをつけていたりするので不要になった場合には取り外して普通のジャケットとして使用することもできます。

最も有名な電熱ウェア製品としてRSタイチの「e-Heat」があります。
こちらはデザイン性と機能性の両方を追求するRSタイチ製ということもあって非常に使い勝手がよく、またいかにもなデザインではないのでさりげなくコーディネートに加えることが可能です。

「e-Heat」はジャケットタイプとベストタイプとがあるのでその時の寒さに応じて使い分けをしたり、バイク以外の場面で使用をしていくことが可能です。
省エネモードで動かせば内部バッテリーで約8時間継続使用ができるので、屋外で作業をするようなときにも使っていけます。

ジャケットの他にもグローブやパンツなど他の衣類で電熱ウェアが販売されているので、そうしたものを組み合わせてより完璧な防寒にしていきたいところです。

電熱ウェアを使うメリット・デメリット

便利な電熱ウェアですが、デメリットとなる点として「複数使用するとバッテリー容量が不足しがちになる」ということがあります。

電熱ウェアでは広い面積の電線が通ったシーツをジャケット内部に入れているのですが、こちらはなかなか多くの電力を消費します。
低音のまま保っていれば8時間くらいは継続する電熱も、強烈な寒さで今にも温まりたいというときに着用をすることで一気に電力が消費されてしまいます。

内部バッテリーだけで不足をするならまだよいのですが、バイク内部のバッテリーと連動している時に供給過多になるとバイクの運転そのものに不具合が発生してしまいます。

ですのでバイク内部のバッテリーを使用する場合には闇雲に多くのウェアを接続するのではなく、優先順位をつけてうまく使用していくということが大切になってきます。

とはいえ電熱ウェアは通常の防寒具とは比べ物にならないほどの暖かさというメリットもあるので、予備のバッテリーなどを準備しつつ機能を生かしていきたいところです。