どんな特徴がある?
ウインドスクリーンは、バイクの前部に取り付けることによって走行時に前方からの風を遮断するためのアイテムです。
簡単に言えば、風防装置で、スクリーンによって物理的に風を遮断するのが最大の特徴です。
見ただけでも効果がはっきりとわかるアクセサリーといも言えるでしょう。
ただそれだけに、ライダーにとってはこのウインドスクリーンといかにうまく付き合えるかがとても重要なポイントにもなってきます。
そもそも、どうしてウインドウクリーンを装着するのかというと、これはライダーにとって風がどれだけ大きな脅威になるかと密接に関わってきます。
特に大型バイクの場合、ツーリングなどで長時間運転する機会も出てきますから、風圧による体力の消耗が無視できなくなります。
速度を挙げて運転していると特に顔と首に負担がかかりますから、長い間運転しているうちに疲労や痛みの問題を抱えやすくなるでしょう。
しかも首や頭部に疲労を感じるとどうしても集中力が落ちてしまいますから、事故などのリスクを増やすことにもなりかねません。
どこまでも続いているようなだだっ広い空間に伸びる道をバイクで疾走するというのは、多くのライダーにとって魅力的なシチュエーシンですが、風が遮られない環境はライダーへの負担が大きくなる点も見逃せません。
この点は高速道路でも同じことが言えます。
そうなると、風の負担を防ぐウインドスクリーンの重要性が高まります。
ただし一方で、選ぶ際にどの点を重視するかが問われる部分が出てきます。
おすすめの理由を細かくチェックする
単純に考えても、ウインドスクリーンのサイズが大きい方が風を防ぐ効果が優れています。
しかし、大きい製品のほうがおすすめなのかというと、必ずしもそうとは言えない面も出てくるのです。
というのも、サイズが大きいと今度は空気抵抗で運転に支障をきたす可能性もでてきます。
一方で、サイズが大きいと風だけでなく雨も防ぐことができるメリットもあります。
ですから、サイズの大きさがもたらすメリットとデメリット、どちらを優先するをよく考えた上で選ぶことが重要です。
なお、一般的に高さ30センチ以上がロングサイズとして扱われます。
自分のバイクのサイズや取り付けた時のイメージを膨らませたうえで検討してみましょう。
またウインドスクリーンには、カラーがついているスモークタイプとついていないクリアータイプの2種類があります。
スモークタイプは日差しや照り返しを遮断することで日中の視界を維持する効果があるのに対し、クリアータイプは夜間の走行で見やすい特徴を持っています。
ですから、メインに運転する時間帯に合わせて向いたほうを選ぶことも求められます。
こうした運転するシチュエーションごとのおすすめも考慮したうえで、自分に向いたウインドスクリーンを探してみてはいかがでしょうか。