各工具セットの特徴を紹介
バイクを所有していると頻繁にメンテナンスの必要が生じてきます。
何か不具合を感じたらすぐに修理工場に見てもらうということも大切ですが、軽微なものであれば自分で対応をすると便利です。
もっともここ近年の新車バイクは電装系の仕様が非常に高度なものとなっているので、以前までのバイクのような故障がしょっちゅう起こるというわけではありません。
しかしながら重要なパーツを自分で対応できるようになっておけば、ロングツーリングの最中で急にバイクの調子が悪くなったときにロードサービスを待たずにすぐに修理をすることができます。
そのバイクの整備に使用される工具は基本的には車載工具として小さな袋にまとめられています。
車載工具があればそのバイクに必要なメンテナンスはすべてできるというのがメーカーの見解なのですが、実際に整備をするとなるとかなり弱く作られている車載工具だけでは不十分と感じる部分が出てきます。
そこでおすすめなのが工具セット一式で、そちらをガレージに一つ用意しておくことで季節ごとに発生する部品の点検・交換をすぐに行うことができるようになります。
とはいえ工具セット(ツールボックス)は上を見れば100万円単位の超高級品もあるので、初めて購入をする時にはまずは使いやすく基本ツールが充実しているものから選ぶのがおすすめです。
初心者向けの工具セットとしてまずおすすめなのがKTCの「ライダーズメンテナンスツールセット」です。
こちらは最初からライダーに必要な工具をまとめて販売してくれているもので、価格に対しての満足度が非常に高いことが評価されています。
KTCというのは京都の老舗工具メーカーということで製品の信頼性も高く、バイクとともに長く使っていきたい製品と言えます。
こちらの「ライダーズメンテナンスツールセット」は、カバーの色を自分で選べるようになっていたり、と嬉しい特典もあるのでじっくりバイク本体同様選んで決めたいところです。
これだけは揃えておきたい工具類
ツールボックスに入っている工具の中でもこれだけは最低限おさえておきたものとして「オープン・メガネレンチ」「六角レンチ」「ソケットレンチ」「ドライバー各種」「ペンチ・プライヤー」の5つがあります。
逆に言うと、一般ユーザーが自宅ガレージでできるバイクメンテナンスは非常に限定的であるということになるので、落ち着いて作業をしたいという人に便利です。
特にオープンレンチは力の少ない女性でも硬いボルトを開くことができる画期的な製品なので、車載工具にプラスアルファをする意味でも一セット揃えておきたいところでしょう。
工具類は細かいものが多いので、ツールボックスとして購入してしまい方を決めておけばいつでも必要なものをすぐ取り出すことができます。